🇬🇧メイソンズ Vista ピンク ティーカップのデュオとトリオ
🇬🇧メイソンズ Vista ピンク ティーカップのデュオとトリオ
18世紀イギリスお城のある風景が描かれた<Vista(ヴィスタ)>のデュオとサイドプレート付きのトリオが1セットずつ入荷いたしました。
こちらのパターン、構図がまた素敵ですよね。ビスタとは、視界が街路樹だったり周りの建物だったりに遮られている状態でその奥に見え隠れする光景のことをを示す言葉ですが、人の興味って、見えにくいがゆえに益々駆られたりするものです。
パターン自体についての歴史には明るくないのですが、世界中にコレクターがいるという<VIsta>に丸々1冊を捧げたコレクター待望の本が2005年に出版されているそうです。ご興味のある方は是非。
<タイトル 『
Mason's Vista Ironstone』、著者
スティーブ&フラン・ヤスガー、出版社
Schiffer Publishing>
お色味は、通常『ピンク』と表記されていることが多いのですが、実際は深みのある赤で、『クランベリー色』と表現した方がしっくりくるトーンかなと思います。
デュオは1950年代に作られたお品かと推測されます。トリオは1940年代のお品のようです。カップの大きさと柄もそうなのですが、縁の凸凹感と形状も微妙に異なりますので、写真にてご確認いただければと思います。
【コンディション】
デュオ:カケ、ヒビ、ヘアラインなどのダメージも、シミや貫入などもなく綺麗な状態です。
トリオ:
カケ、ヒビ、ヘアラインなどのダメージのない美品です。カップの中とソーサーの縁部分に製造時の色飛びがある他、ソーサーのみ貫入を確認致しております。高台の底に少々年季を感じますが、使用感もほぼなく綺麗な状態です。
プレートには焼成方法ゆえの目跡があり、経年による黒点が僅かながらございますがいずれのお品も綺麗でこれからも長くお使いいただけそうです。
ブランド メイソンズ
製造国 イギリス
製造年代 デュオ:1950年代、トリオ:
1960年代
商品状態 ヴィンテージ・クラスA
パターン Vista
カップ容量
デュオカップ:200ml(満杯時)110ml前後(7〜8分目)
トリオカップ:
230ml(満杯時)130ml前後(7〜8分目)
サイズ
デュオ
ティーカップ:φ9.8cm x L11.8cm x H5.6cm
ソーサー:φ14.6cm
トリオ
ティーカップ
:φ10cm x L11.8cm x H5.7cm
ソーサー
:φ15cm
サイドプレート:φ18.7cm
梱包時の重量 (送料計算の参考までに)
デュオセット 約700g
トリオセット 約900g
Style
Style
イギリスティールーム、西洋アンティーク
配送日数
配送日数
オーストラリア郵便局の『スタンダード』便(追跡サービス付き)を利用してお届けします。
通常ご注文確定から8〜15営業日で到着しています。(クリスマスなどの繁忙期、また一部の離島地域への配送は例外)
お急ぎの方はお問い合わせください。
寸法・容量表記
寸法・容量表記
個体差もあるため、寸法、容量はおおよその表記となります。
当ショップでは、カップやポット自体の容量(飲み物が容器に並々と注がれた状態)と、実際使う際に飲み物が美しく見える量(7〜8分目)の両方を可能な限り表記するようにしています。
商品状態について
商品状態について
当ショップでは、新品ではない新古品や中古品を『ヴィンテージ』、中でも製造から100年以上が経過している場合『アンティーク』と呼んでいます。
また、商品状態にクラスAからCまでのランクをつけてございますので、ご購入時の参考になれば幸いです。
クラスA:非常にきれいな状態です。但し、基本的にヴィンテージ、アンティークのアイテムには過去に所有者がいらっしゃるため、光の当たり具合等により写真ではお伝えしにくい「使用感」や目立たないまでも小さな傷が入っていることがあります。
クラスB:きれいな状態です。目立つヘアーライン、欠けなどは見受けられませんが、使用上は目立たない部分に傷などが入っていたり、シミのないクリアな貫入が見受けられる場合があります。詳しくは掲載してある写真をご覧ください。
クラスC:明らかな使用感や貫入、しみ、欠けなどが見受けられます。人気のある窯やパターンの場合、貫入や多少の欠けが見受けられても、それが返って商品の個性や魅力となる場合がございます。
🇬🇧Masons
創業者一族の名前を冠し、イギリス陶芸の里、ストークオントレントに存在した窯元です。元々東洋陶磁器の小売業を手掛けていたマイルズ・メイソン氏が、東インド会社が輸入を辞めたのを契機に自社で製陶を開始したのが始まりと言われています。その後1813年にマイルズの息子がアイアンストーンの特許を付与されると、ディナーウェアを主力商品とし、更にはジャポニズムブームに先駆けた日本柄の装飾を発表するなどして成功を収めました。
経営が傾いた19世紀半ばには一族経営に幕を閉じてしまいましたが、同じくストークオントレントの製陶所がモールド(鋳)型を一族から買取り、メイソンズの製作を引き継ぎます。
1962年に『メイソンズ・アイアンストーン』と改名し、1973年以後はウェッジウッド傘下のブランドとして同じ製陶所で2005年辺りまで製品を世に送り出していました。